国語国文学科のカリキュラムポリシー
教育課程の編成
編成の方針
(1)日本の文学や日本の言語についての専門的な研究と教育をとおして、自国の文化に対する深い理解と教養を身に着けた人材の養成を目指し教育課程を編成する。
(2)各時代?分野にわたって科目を配置し、高度でかつ偏りのないつりあいのとれた教育に配慮し、専門的知識の習得に加え、的確な判断力と学問的精神を養うよう教育を行う。
(3)専門教育科目に加え、知的関心、柔軟な思考力、他者と協同する態度の基盤を育成するための全学共通科目をもって日本文化学部国語国文学科の教育課程を編成する。
教育課程の構成
国語国文学科の専門科目は、学部共通科目、学科基礎科目、学科基幹科目、卒業論文および関連科目で構成される。
(1)学部共通科目(8単位以上選択必修)は、歴史文化学科とともに、日本の文化および日本の言語と文学について全体像を把握する科目からなる。1年次に配置する。
(2)学科基礎科目(20単位必修)は、日本の言語と文学について、基礎的な研究方法を体系的に学ぶ基礎研究科目(8単位必修)、専門的な知識を学ぶ科目(12単位必修)からなり、1?2年次に配置する。
(3)学科基幹科目(28単位必修)は、日本の文学を概観する科目(4単位必修)、日本の言語と文学について、高度かつ専門的な知識を学ぶ研究科目及び、実践的な研究と議論を学ぶ演習科目(あわせて20単位必修)、多角的な視点と社会的な態度を養う科目(各論、実習等)、卒業論文に向けて個別の課題について研究を行う卒業論文演習(4単位必修)からなる。
(4)卒業論文(8単位必修)は、専門的な知識と人文科学的な論証に基づき、大学での学びの集大成として位置付ける。
(5)関連科目は、国語の教員免許取得に必要な科目および関連領域の科目で構成される。